ちゃうやん、ちゃうやん、ちゃうやん!
S邸工事もあと一ヶ月ほど。
棟梁は、石膏ボードを全て張り終わり、納まりのややこしい和室へ着手。
電気屋さんは、ダウンライトの穴を専用のマシーンで開けて、開けて、開けて。
今日からクロス屋さんも登場。塗装屋さんは早くも窓枠や階段を塗り終わり、造りつけキッチンなどの塗装に。
人生初めての現場監督。
工期終盤がこんなに大変だとは、思いもしませんでした・・・!
色んな業者の方への連絡・打合せ。
工程の絡み。
納期の確認。
施主の方へのご連絡。カクニン。
頭の中は、もうグルグル。
グルグル頭でキッチンを眺めます。「あぁぁ、パースで描いたとおり、いいキッチンだわぁ。」うっとりしたのも、つかの間。
何かヘン。
!!!!!!!!
キッチンカウンターの、吊ってる棚、色が!色が!色が!
ここは濃い茶色を塗る予定だったハズ。。。
え、え、私のマチガイ?
でもたしかにhiyoさんと、「ここと、キッチンの天板だけ、濃い茶色にしましょ~♪」なんて話した気が。もしかしてあれは夢?え?え?
図面や資料を確認すると。。。
やっぱり「こげ茶。」
夢じゃなかった。
キッチンまわりの塗装色は、あれこれ吟味して検討したので、誰に、いつ、どう伝えたか、もうグチャグチャに…。塗装屋さんへキチンと連絡していなかった私のミスです…。どうしよう、どうしよう。。。
まずは塗装屋さんに確認。まだ下塗りの段階だから修正がきく、とのこと。
よ、よかった・・・。
これはもう一度、お互いに現場でキチンと確認せねば。
そんなとき、一通のメールが。
「どこの新築工事も、このへんから「伝わってない」箇所がよくでてくるものなのよ~。
木ごころさんはすごく良心的で現場の進行と一緒に、内容も変更してくれるから
現場との間にはいった監督が一番大変だと思うのね。大変だと思うけど、一番スムーズな自分のやり方を早くみつけて、仕事に追われず自分の時間をちゃんと持てるように頑張ってね!!
応援してるわさ~~♪」
施主のhiyoさんからのメール。なんとまぁ、絶妙なタイミングで。
以前インテリアコーディネーターとして働いてたhiyoさん。
施主というよりも、この仕事の『センパイ』として、色々ご助言をしてくださって、本当に、本当に、感謝しております。