令和元年台風の被災住宅工事について
お知らせです。弊社が所属している、「全国木造建設事業協会 千葉県協会」の「ちば木造ネットワーク」で、被災住宅の工事相談窓口が開設されています。
ひだまり設計工房も、微力ながら、事務局のお手伝いもしながら、対応できる現場は、被災住宅の工事も何件か対応させていただいています。
相談窓口が開設されたのが、昨年の11月。開設当初は、かなり被害の大きな方からのご相談も想定より多かったです。現在も開設されていますが、未だにご相談のご連絡が多いです。多くの方が、「工務店、工事店が見つからない」「見積もりにいつ行けるかわからないと言われてる」等々。
台風15号及び19号の被災地の地元に、そもそも工務店・工事店が少ないこと・その数少ない工務店に相談がかなり集中しているしているとのこと。
「ちば木造ネットワーク」に所属している工務店さんの中には、まさに社長自身の自宅も被災しているなか、自分の家は雨漏りしたままでOBの方の住宅の応急修理に追われている工務店さんもいらっしゃいました。
同じ千葉にいながらも、被害が大きかった地域と、大きな被害はなかった地域と。この「ちば木造ネットワーク」の仲間で協力しあって、対応できるようにしよう、と活動した結果、このような窓口が出来ました。
年末に行った、南房総市。
チーバ君で言うと、足の先っぽ。私の住む船橋は、ちょうど口あたりなので、同じ千葉といえど、片道約120キロ。道の駅からは。太平洋が見えて、お昼ご飯は新鮮な海鮮ごはん。まるで、ちょっとした旅行気分。
けれども、マクドナルドの看板にはブルーシートがかかり、お土産物屋さんの屋根には大きなブルーシート。平日の道の駅は、県内・県外関わらず、トラックや軽バン車両と、作業着の職人さんをけっこう見かけました。
車窓から見える家々も、まだまだだくさんのブルーシートが掛かっています。数日前も、季節外れの強い風と雨でした。
少しずつでも何か自分が出来ることを、必要な人のところに届けれるように、励みたいと思います。