マンションリノベ現場、始まりました。
マンションスケルトンリノベ
現場着工です
兵庫にあるマスタープラン一級建築士事務所の小谷さん設計の、千葉市のマンション。年明けより、現場施工が始りました。(お正月休みボケしてらんないです!笑)
マスタープランの小谷さん現場は、市川の本八幡、東京の中目黒、に続き、今回が3現場目。慣れた部分もあるとは言え、かなり精巧で緻密な設計内容に、ヒィヒィ言いながら現場進めております。
現場は、まずは既存の内装(すべて)解体から始まります。
ほとんど全て解体撤去しますが、配管や器具など、一部はある程度残しての解体。ってことで、解体屋さんは、内装解体になれている職人の仕事になります。マンションなので騒音や掃除など、気を使う部分もたくさんあるのですが、可能な範囲で配慮して作業を進めます。(解体工事工程がいちばん騒音が出るので、このときはご近所からの苦情連絡がないか、ドッキドキなのであります。。。)
解体後は、大工さんと壁位置の墨出し。
そこからは、ユニットバス屋さん、水道屋さん、ガス屋さん、とかとか、様々な業種の職人さんが入ります。
後の工程を読んで、各業者さんを現場に入れる。(&ちなみに材料も置き場所がないので、段取りよく手配。)
これ、けっこう大変なんです、わかってもらいづらいけど(笑)
マンションのリフォームとかリノベーションって、建築の仕事をしている人でも、けっこうカンタンにとらえる(木造の新築よりラクでしょ的な)方も多いんですけどね。戸建ての現場と違って、材料置き場・駐車場・作業スペースの小ささ・近隣への騒音問題、等々、けっこう建築つくる現場としては条件厳しいんですよね。なので、管理側(工務店の現場監督)の段取り能力が、けっこう問われます。(、、、、と書きつつ、自分にプレッシャー。。。)このあたりの段取りが少々悪くても、まぁ現場はできてはいくのですが、なーんかね、現場の空気?雰囲気?が悪くなるんですよね。毎日朝から夕方まで現場で作業する職人さんのイライラがね(笑)
戸建ての現場ももちろんそうだんなけど、建築の作業環境としては恵まれないマンションだからこそ、監督の段取りの良さや、周囲への配慮が、より大切なんですよねぇ。
マンションのリフォーム依頼先を選ぶとき、もちろん会社の規模や工事の金額ってのも大事だけど、担当する人の「相手(これは現場で作業する職人さん同士のことや、近隣に住む方々)に配慮する能力があるかどうか」ってのが、意外とかなり大事なんじゃないかなー、なんて、思うのです。
と、毎回同じ現場なんてなくて、どの現場も、いつも予想外の出来事や初めて知ること、いつもいつも気が抜けず、駆け抜けるように現場を作り上げて、竣工後はヘットヘトに抜け殻のようになってしまうのだけど(笑)。その抜け殻を想像すると、これからの怒涛の日々にヒィぃぃぃぃとなっておりますが、ひとつひとつ一生懸命、やっていこうとおもいますっ!