やっぱり、薪ストーブ。いいっ!
11月になっても暖かい日が続いてたかと思ったら、急な雨続き&寒さのここ数日。
我が家もさっそく、火入れ。
なんといっても、体の芯からあたためてくれる、直火の輻射熱の暖かさは、格別です。
薪ストーブをつけると、室温がおおよそ24℃くらいになりますが、数字で見える室温の暖かさとはまた別の、まるで自分もじっくり焼かれた焼き芋のような(ってわかりにくいですが・・)なんとも心地よい暖かさに包まれます。
ストーブを計画するときに、ストーブ周辺にタイルなどを敷くことが多いですが、我が家は犬のころ助を遊ばせる場所としても広い土間がほしかったので、4畳半の土間スペースを作りました。
これが結果、大正解。
タイルのような石の素材は、「 熱しにくく冷めにくい」特性を持っています。ストーブが付くまではヒンヤリした土間ですが、 一度温まると、ずっとその温かさを持ち続けてくれます。
夕方あたりからストーブ点火。夜寝る前にはほぼ消えていますが、翌朝起きても、そんなに寒くない。この土間のタイルに触れると、ほんのりとまだ温かいのです。なので、翌朝起きても、この広い土間タイルの保温のおかげで、晩秋の朝の寒さを和らげてくれています。
薪ストーブ、といえど、工務店の我が家は、ちゃんとした「薪」ではなく、現場で出た端材(杉のフローリングの切れ端や、間柱の端材とか。)を燃料にしています。 建築建材の造作材は、材木の乾燥が行き届いているので、燃える燃える(笑)。 そこそこ満タンに入れていても、床材のような薄い材料だと、15~30分程度で燃え尽きてしまいます。なので、適度の角材(ウッドデッキの柱などの端材)を入れると、小さな炎が長く続いてくれます。そんな加減をいろいろ試すのも、これまた薪ストーブの楽しさ。
こんなおすすめな薪ストーブですが、どこのおうちにもオススメ!というものではないです。
- 周りの環境が、住宅密集地ではない。
(煙突からの煙・ニオイで近隣住居の迷惑になるケースもあるので。) - 燃料となる薪が手に入りやすい環境。
(薪となる丸太を手に入れやすい。薪割りができる広い庭がある。とかとか。) - 燃料となる薪のストック(在庫)をそこそこ置いておける庭などの外部空間が確保できる
(薪割りして薪を確保する場合は、乾燥のために次のシーズンの薪割りを今シーズンするくらいの心づもりが必要だとか。)