断熱性UP!窓まわりに、ハニカムスクリーン

建物の断熱効果を上げるために、窓まわりの断熱性を上げることが効果的。(建物全体の熱ロスの6~7割は、開口部によるというデータもあります。)
その対策の一つとして、断熱性の高いブラインドを付ける方法があります。

「ハニカムスクリーン」といって、多角形のプリーツの空気層で断熱性を上げるブラインドが各メーカーから出ています。

光の透過性・遮光性は、ブラインドの素材によって選べますが、この不織布で出来た採光タイプのハニカムスクリーンは、光を柔らかく部屋に取り込んでくれます。また、夜のときは、室内のシルエットも見えづらいので、一般的なレースカーテン+厚手カーテン、という窓まわりとは違い、このハニカムスクリーンひとつで窓まわりがスッキリ。

ブラインドの取り付け方を、窓枠の内側に付けにすることで、壁からでっぱるものがなく、見た目がスッキリします。
この「内付け」にする場合、どうしても両サイドに数ミリの隙間を取らざるを得ないのですが、ちょうどサッシの枠がくるので、隙間から外が見えるほどではありません。また、その隙間から熱が逃げる(特に冬場、窓まわりの冷たい空気が伝わる)ということも言われますが、真冬を越してみて、私個人としては、体感的にそのようなことはありませんでした。(ちなみに、窓サッシはリクシルのサーモスLです。今の一般的な新築住宅で標準的なサッシだと思います)

自宅では、ノーマンジャパン株式会社ハニカムスクリーンを採用しました。

理由は、

  1. 操作方法が、コードタイプと、コードレスタイプ、開け締めも、上も下も開けられるタイプ、と、種類がたくさんある
  2. 生地のカラーがたくさん。(壁の色と合わせたかったので)
  3. 料金体系がわかりやすい。
  4. (価格表にある、ブラインドの幅と高さのサイズより選べばOK。上下開く、コードレスにする、などのオプションは、その標準価格の+何%、というわかりやすさ。)

です。

真冬の間、ブラインドを上げると窓からスーッと冷たい空気が伝わってくるので、このブラインドの断熱効果はアリ!と思います。

洗面脱衣室の窓は、ガラスを曇りにしたので見た目的にはカーテンやブラインドは不要なのですが、冬場、この窓からの冷気が洗面脱衣室を寒くしています。来年の冬までに、この窓にも追加でハニカムスクリーンを付けようかと思案中です。

拙宅の場合、窓まわりのブラインドの価格が建築費全体の1%程度(約20~30万円)でした。けっして安いわけではありませんが、見た目も機能も良いので、オススメの窓まわり商品です。