無垢の床について

おすすめしているのが、無垢の床材です。中でも、杉(の赤身の節有材)をオススメしています。

無垢の床と一言にいっても、樹種によって見た目や足ざわりは様々です。
その中でも杉をおすすめしているのは、
・柔らかいので、冬も素足でもいいくらい。(硬い木はヒンヤリします)
・国産の杉材が多いので、日本の木を使うことで、日本の林業に少しでも貢献。

そしてその中でも「赤みの節有」なのは、
・杉の色味は、赤と白がくっきり。赤身で揃えることで、部屋全体の色味が落ち着く。
・節有のほうが、安価(笑)。節があることで、傷や汚れが目立ちにくい。

予算が許すなら、杉でも節なし・節少なめの上小節といわれる等級をおすすめする場合もあります。私も、最初は「杉・赤・上小節」!と考えていましたが、まず予算が厳しかったこと(笑)。そして、犬や猫が居る家なので、きれいすぎる床は、汚れや傷が目立つ、という理由で、節有のものにしました。

もちろん、汚れは目立たないとはいえ、汚れない訳ではありません。光の当たり具合や、よく居る場所の目線などによって、気になる部分もあります。
けれども、お風呂上がりに素足で歩くときの心地よさは格別。
それに、合板の床のように表面がツルツルでないからか、ホコリ(や犬猫の毛)が舞うことがなくなりました。(ホコリや毛が無いわけじゃないので、掃除機をかけると、しっかり取れています・笑)部屋に風を入れたときに舞うホコリがなくなったのは嬉しいことです。

杉の床材のメンテナンスについては、後日、杉床の補修の仕方で詳しく載せたいと思います。