モノづくりの、同じこと。
天然石のアクセサリーを作っている「Bluemoon」さんところの、ロンドンブルートパーズのピアス。
深い紺色が光に透ける感じがとてもキレイで、お気に入りでしばしばつけてたんだけど、でかけた先で落としてしまった(T_T)。
片方だけでも買えるかなぁ?と思って、作家のれなちゃんに相談したら、
なんでもこの「ロンドンブルートパーズ」の小粒の石が、もぅ入手困難で、在庫もないんだよ、、とのこと。
しょんぼりするワタシに「これ、、、ネックレスにして、ピアスはまた別の石で作って、セットな感じにアレンジできるよ。」
と、いとも簡単に(ではないのだろうけど・笑)言ってくれた。
フックのピアスは「付けてから、少しキュッと締めれば、落ちにくくなるよ。透明のキャッチを付けてもいいしね」とのアドバイスも。
その世界では「アタリマエ」なコトなんだろうけど、
また別のもので提案して、あたらしくウキウキを与えてくれる。
自らが手を動かし創りだし、それを身にまとうお客さんのことを考えて、やり続けているからこそ。
これって、つくっているものは違うけど、家をつくっているワタシにも共通する想いがあって。
古い家で使っていた建具を、新しい家で使ったり、だったり。
そういうことを、お客さんに提案すると、
目を輝かせて「コレ、使えるんですか?そんなことできるんですか?!わーウレシイ!」って言ってくれる。
ワタシタチには「アタリマエ」のことなので、そんなん簡単でっせー(でないこともあるけど・笑)で、お客さんの反応が新鮮だったりもしたのだけど、ピアスの一件で、「、、、こういうことか。」と、妙に納得(笑)。
量産の「商品」とは違う、一つ一つのものをつくりあげていくからこそ、出来ること。
それを身に纏う人、そこに住まう人。そういうところに想いをはせて、仕事をしていきたいのでございます。