運命の出逢い。

ジツは・・・。
先月、帰省してまスタ。

季節は晩秋。
紅葉が見頃の京都へと、足を伸ばしました。

そこで・・・

出逢って しまった ん ですね~

一点モノの、アンティークの照明器具に
京都にある「タチバナ商会」という、照明器具屋さん。
雑誌に載っていて、機会があれば是非みてみたいと思っていたんです。
京都・タチバナ商会

ふるい町屋を店舗として使っているところで、ところ狭しとなんとも趣のある照明がぶらさがってあるではありませんか!!!

 

 

古いおうちや洋館を解体するときに、壊れてしまった照明器具を直して販売しているらしい。

と、そこへ!!!杉の家の門灯。

数ある中から、まさに「ビビビ。」と来た照明。
前々から「玄関まわりに、なにかアクセントが欲しいの。アイアンの彫刻とかで、鳥かなにかの飾りとか。でもこれ見よがしなモノはいやなのー。」というご要望のあった、「杉の家」のお施主さん。

.。゚+.(・∀・)゚+.まさに、ぴったりでないか.。゚+.(・∀・)゚+.

が、お値段を見ると、6まんえんな~り~~~。。。
た、たかい。。。
これは、お施主さんのご了解を得ないと、買えない。。。
それに、気に入ってもらえるか、わかんないしなぁ。。。

ということで、店主の方に事情を説明し、後日連絡するということで写真を撮らせてもらいました。

そろそろ帰ろうとしたとき、玄関近くの奥の方に、ちらりとみえたものが。

花菱のペンダント2

ぬわーーーー!(′∀`)ステキィィィーーー。

チョチョチョチョチョット それ、見せてくださいっ。

わざわざ奥の方から取り出し点灯してくださいました。
これが灯りを付けると、またステキィッ (´▽`)
ガラスから漏れる灯りが、なんともいえない心地よさ・・・

周りの花菱の模様は、真鍮を糸鋸で一つ一つ手加工でくり抜いたもので、今はこのような細工をできる職人さんはいないとか。大正時代の洋館の客間などに使われていたそう・・・

そんなうんちくをきくと、ますます欲しくなるではないですかーーー( ´∀`)つ
(←個人的に。)

私:「ち、ちなみに、お値段は・・・」
お店の方:「6まん8せんえん で ございます」

(´-д-;`)ひょえーーー(´-д-;`)

私:「ちょっと、千葉でじっくり考えてから、お返事します。。。」

ということで、すごすご帰ってきました。。。

後日、「杉の家」のお施主さんに、「千鳥と波」の門灯を見て頂いたところ、
採用(☆゚∀゚)

さぁいざ発注、となると、「どうせ頼むんだったら、いっぺんに頼んだ方がいいよな・・・」

なーんて思いながら、お店で撮らせてもらった写真を見ていると。。。

ますます 花菱の ランプ が ほしぃぃぃぃぃーーーーい(T_T)

6まん8せんえん なんて この安月給(←社長、すまんね。)の私にとっては
大金でございます。。。身の丈にあわない、買い物でございます。。。

でも、でも、でも。
この大正時代から積み上げてきた時間の重み、そして手仕事のなんともいえない情緒。今の時代では決して手に入らない何かが、そこにはあります。

それにさ。
私。
仕事、がむばってるもん。
(↑じこまんぞく。)
最近は 休みもなく はたらいてるもん。
(↑基本的に土建屋さんは、日曜しか休みないからね。)
建築士の製図の勉強だって がむばったもん。
(↑そりゃ自分できめたことやから、あたりまえっちゃあ あたりまえ。)
世のOLさんみたいに ぶらんどばっく なんて かってないもん。
(↑現場に持って行ったら、どろんこになるからね。。。)
・・・、と、だんだん自分に都合のいい甘い言い訳が浮上。

ええぇぇいっ!かっちまえ!!!お金なんて、なんとかならぁっ。
かっちゃいなっ。かっちゃいなっ。
寝ずに働いてかせぎゃぁ ええんだよぉ
てぇやんでぇ~~~(やけくそ。)

つうことで、このステキな照明は今私の手に・・・ムフフフフフフフフフ。
花菱のペンダント

運命の出逢い。”へ2件のコメント

  1. tomo より:

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    きゃあ~~ステキ~~
    なんとも雰囲気があっていいわあ~
    癒されるぅ~~
    ・・でも事務所で使うのは勿体ないじょっ(笑)

  2. 監督チャン より:

    SECRET: 0
    PASS:
    tomoさん☆
    ステキでしょ。ステキでしょ。ムフフフフ~~~
    そうなの、事務所においとくのはもったいないんだけど。。。
    近頃自宅での滞在時間が非常に短いのもあって。。。(泣)だったら事務所にぶら下げておこうか。。。なんて。。。泣・泣・泣。。。

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