人に優しく、シロアリに厳しく☆

しろありおうちの天敵・「シロアリ」。
ワタシの友人に、その「シロアリ」を研究してる子がおります。
(26歳・女子・ちなみに独身。)
研究室に「シロアリの部屋」があって、夜な夜なそこのシロアリの数を数えてるらしい…。キモイでしょ?(特技は『シロアリの数を早く・かつ・正確にカウントできること』らしい。)
一般のおうちでは、土台や柱の木が食べられないように、「防蟻処理」をします。薬剤の入った注入木材を用いたり、防蟻塗料を塗ったりするのが一般的。
しかし、アリンコも生き物。その生き物にとってヨロシクナイものが、同じ生き物の人間にはダイジョウブなの?ってことで、最近では、人に害の少ない防蟻対策が様々研究されているらしいです。
そのうちのひとつ、「ベイト工法」。
シロアリにとって、おうちの土台や柱は、「おいしそうなご飯」。
「じゃあもっとおいしいご馳走を近くに置いておけば、そっちに行くんとちゃうの?!」って発想で、敷地内に「ステーション」と呼ばれる「シロアリちゃんいらっしゃい基地」をつくって、そこにおびき寄せるという方法。おうち自体に大量に薬剤を撒いたりしないので、健康志向の防蟻処理方法です。
日本ではまだ普及してない方法ですが、アメリカでは一般的な工法で、成果もでてるらしいです。
ちなみに、あの自由の女神像の近くでもやってるそうで、友人はニューヨークに行ってわざわざそのステーションを探したとか。
そんな話を嬉々としてしているカノジョは、これからどんな人生を歩むのかしら・・と、ひそかに楽しみにしております。

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