おうちの中心。
プランニングをしていて最近思うこと。
住宅の中心(メインの空間)って、「リビング!」と思いがちだけど、
意外と「ダイニング」の場合も、アリなんじゃないかって。
今は「LDK」と、ひとまとめに、
リビング(くつろぐところ)
ダイニング(ゴハンを食べるところ)
キッチン(ゴハンを作るところ)
の空間の境目が曖昧になってるけど、
エリア的に、なんとなくの境目はあるわけで。
でも、家族といえども、みんなそれぞれの「社会」があるわけで、
生活リズムが違ったり、みたいテレビが違ったり、などなど。
そんな家族みんなの共通項って、「ゴハン」かもね。と思うのです。
朝ゴハンだけでも、
夜ゴハンだけでも、
たとえば、お休みの日の晩ゴハンだけでも、
家族みんなが集える場所。そこがおうちの中心になっても、ええのではないかなぁ。
欲を言えば。
大きなダイニングテーブルで、
ゴハンを食べるだけじゃなくて、
そこで宿題をしたり、
ちょっと持ち帰った仕事をしたり、
趣味の本を読んだり。
ゴハンを食べるときに、そんなゴチャゴチャを、
ザザーッと端っこに避けておけるような懐の深い(笑)
ダイニングテーブル。
良い感じぃ。(妄想中。)
これは、アアルトの設計事務所にある、ダイニング。
「同じ釜の飯を食う」でないですが、
アアルト自身、事務所スタッフの人達同士で
「ゴハンを一緒に食べる」ことを大切にしていたそうです~。
ここでいろんな建築談義が交わされていたのかしらねぇー