今、出来ること。

未曾有の地震発生より、2日が経ちました。
被害状況が徐々にわかってきているものの
東北では、救助を求めている方、避難所への物資・情報提供、安否確認、
まだまだ、辛い状況が続いています。
ワタシの住まい・勤め先は、ライフラインは大丈夫。
でも周辺のコンビニでは、お弁当・水といった商品がありません。
ガソリンスタンドも、休業しているようです。
テレビで被災地を見るたびに、駆けつけたい気持ちとともに
そこですぐに役に立てない自分の非力さに、虚しい思いがします。
今、被災地で活躍できるのは、専門の訓練をうけた救助の人。
重機を動かせる人。医療関係の人。
でも、同じ日本に住む私たちに、できることもあるはずです。
・電力供給が心配されるので、不必要な電力使用は控えること。
・無駄な移動は控えること。
・義援金を寄付すること。
物資を送ることは、時には逆にご迷惑になることもあるようです。
(タイガーマスク現象のときに、そのような報道がありました。)
「お金」というのは、受け取った側が、何にでも替えられるものです。
自分の生活を犠牲にまでしてすることではないかもしれませんが、
ちょっと贅沢しようと思っていたこと、そういったことを少し控えて、
支援に回すこともできるハズです。
今回の地震を、どこかで他人事だと思っている人もいるでしょう。
テレビで流れる映像が、自分の周り360度、そんな風景だと、想像してください。
あたりまえにそばに居た家族、そこにあった家、自分が育った街が、
なくなってしまうことを想像してください。
そんな中、寒くて暗い夜をむかえることが、どんなに不安か、想像してください。
命だけは助かっても仕事場もなくなり、どうして生活していけばいいのか
わからない不安に襲われる気持ちを想像してください。
また、今すぐに、被災地で役に立てなくても、これから役に立てることはあるはずです。
阪神大震災の被災の経験から思うのは、
被災してすぐは生命の救助、維持といったことが必須ですが、
一週間、一ヶ月、一年と経つと、必要なことは変化してきます。
普通に生活できている人たちだからこそ、今、出来ることがあるはずです。
震災のときには、多くの方から「がんばろう、神戸。」という気持ちをもらいました。
直接的なことだけなく、間接的なことも含め、多くの支援があったからこそ、
今の神戸、そして自分があるのだと思います。
そして、今、その御恩を、ワタシなりのできることで、お返しする時だと
感じています。
追記:
義援金については、詐欺もあるようです。
人の善意を悪用しようとしてる人もいると思うと、腹立たしいです。
支援する側も、ちゃんと有効に必要なところに届くように、手配することが必要なようです。

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