新型コロナウィルス対策として、定期的な「抗原検査」を実施することにいたします。

新型コロナウィルスの感染拡大から約1年。日本だけではなく全世界で経験したことのない状況となり、今現在も続いている状態。改めて、罹患された方々やご家族の方々へのお見舞いとともに、医療従事者、エッセンシャルワーカーの方々への感謝を申し上げます。

弊社では、現在以下のように新型コロナウィルス対策を取らせていただいております。

しかし現在、感染力が強いと言われている変異型ウィルスの拡大や、東京オリンピック開催予定に伴う首都圏を中心とした人流の拡大を鑑みて、弊社では今までの対策に加えて、定期的な「抗原検査」を行うことにしました。

出典:ダイコーマーケットHPより

弊社の抗原検査は、詳しくは以下のように行うことにします。

  • お客様や職人さんと打ち合わせの機会が多い私自身が、定期的に検査を行います。
  • 現場での感染拡大を防ぐために、数日連続して入る現場作業員には、定期的に検査を行います。
  • 弊社事務所(兼モデルハウス)に見学・ご来訪いただくお客様にも、検査を行わせていただきます。
    (検査キットは弊社に用意してありますので、ご来訪時にその場で検査いただくこととなります。)

※検査の結果については、個人情報となりますので個人情報保護法にもとづき管理を徹底いたします。

現在、政府からは「緊急事態宣言」や「まん延防止等充填措置」が講じられていますが、実際のところ強い規制力があるわけではありません。我々のような建設業においては、飲食店や大型店舗のように経済活動を制限されてはいません。ですが実際のところ、報道や関係業界誌などによると建設現場の作業員・職人・お客様より新型コロナウィルスが発症し、中にはそこで感染が広がった事例も見受けられます。

現場作業はリモートやオンラインが無理なこと、またお客さまとの打ち合わせも個々の家庭によりオンライン環境が整っていない場合が多く対応が厳しいのが現状です。特に③については、お客様にも検査協力をお願いすることとなりますので、中には「やり過ぎ」「過剰な対策」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の状況においては、感染対策を徹底するための検査であることをご理解・ご協力いただければ幸いです。

抗原検査の具体的な方法は個別にご案内いたしますが、弊社で用意している検査キットは「唾液採取法」によるものです。鼻に綿棒を入れて採取する方法もありますが、自分自身でやるの難しい(というか私はむせてしまって無理でした・・)ので、唾液対応の検査キットにしました。

(今後ワクチン接種が各世代で行われると予想されますが、ワクチン接種については個人の考えもありますので、ワクチン接種の有無は関係なく、人体に負担がないこの検査方法の実施を当面の感染対策とさせていただきます。)


ちなみに、専門家ではない私が可能な限り調べたところ、新型コロナウィルスにかかっているかどうかの判定は、一番はPCR検査によるものとなりますが、

  • 検査結果が早くても翌日等、専門の検査機関での検査が必要(検査してその場で判定は出ない)
  • (ある程度の精度の信頼性を求めると)検査費用が高価格帯

であることがデメリットとしてあげられます。一方「抗原検査」は

  • 唾液採取で、その場で検査結果が分かる(15~30分で結果がその場で分かる)
  • 検査キットの価格がPCR検査キットと比較して安価
  • PCR検査に比べて精度は劣るものの、「ちょっとだるい」「微熱がある」といった疑わしい症状に対してまずは抗原検査を行い陽性が出た場合にPCR検査をする、という方法が取られている事例も多い

(※「抗検査」は、ざっくりいうと新型コロナウィルスに過去に罹患したことがあるかどうかを調べるためのもので、現在罹患している&ウィルスを拡大させてしまう状態か、というのを検査するものではないようです。ワクチン接種をした方などは、この抗体検査を行うと陽性とでます。)


コロナ禍の影響は、皆様それぞれかと思います。私自身は、感染防止のために工期を長くしたり、自分だけでなく出入りする職人さんの体調管理をどこまで突っ込んでやればいいのか頭を悩ませたり、世界的なコロナウィルスの影響で住設の入荷が止まったこともあるし、現在言われているウッドショックの影響もどこまで続くのか不安もあります。ただ「ステイホーム」が言われるなか、庭の新緑に癒やされたり、無垢の杉の床の上で、犬や猫とゴロゴロ過ごしたり。住環境の大切さを改めて感じました。住環境を創ることを生業としている今、共感いただける方々のこれからの快適な住まいを創るために、今できることの最善を尽くしながら、今後も皆様と楽しい家造りをしていきたいと思っています。