猫のための家造り。でも「猫だけ」が楽しむ場所は、無くてもよいように、思う。

「ペットのための家造り」や、「猫のため」「犬のため」の家造りの本や雑誌。ここ数年でよく見かけますよね。個人的にちょっと違和感を感じるのが、猫だけしか使えないもの。例えば、キャットウォーク(床が透明アクリル板になっていて下から肉球眺められるとかね・笑。かくいう私も、そういうの萌えますけどね・笑)とか、壁に棚や箱をいっぱい取り付けたキャットタワー的なものとか。猫カフェにありそうな造作家具がふんだんに盛り込まれた住まい。

私も嫌いではないので(笑)そういう写真を見ると「あぁ、うちのタケニャがここに佇んでいたら、、キュンキュンしちゃうなっ」とか、ワクワクしちゃうのですが、いざ我が家を建てるときには、そういう猫「だけ」しか使えないものは、作りませんでした。

というのも、冷静に考えてみると、猫は(個体差はあるけれど)平面移動より上下方向で活動する生き物。萌えるキャットウォークやキャットタワーは、ある程度の高さ方向に設えることになります。で、モフモフが魅力の猫ちゃんたち。

キャットウォークやタワーに、そのモフモフの抜け毛、たまります。よねぇ・・・・(*´∀`)

いやいや、お掃除好きでコマメにちゃんとお掃除できる方なら、良いと思います。ただ、私自身、通常の床掃除でさえも、溢れ出る犬猫の毛に手を焼いているので(笑)、ましてや高いところにあるたくさんの棚をこまめに掃除するのは、なかなかハードルが高いな、と、冷静に思ったのです。

そして、猫あるある、だと思うのですが、

こちらが良かれと思って用意したものに、見向きもしてくれない(T_T)

という可能性が、多いにある、ということ(笑)。買ったおもちゃに見向きもしてくれなくて、それが送られてきたダンボールに本人(本猫)ご機嫌に籠城している、なんて、よくある話・・・。造作家具でそれなりにお値段かけて、掃除のしにくい、場合によっては何にも使われないものを作る、のは、どうかね、、、と思い、我が家は、

ニンゲンが使うものを、猫も楽しめる場所にする&猫のお世話に必要な場所を作る

ことにしました。

猫もニンゲンも、使うもの

キャットタワー→階段で代用

我が家の階段は、1段目〜5段目はストリップ階段。廻り階段(5・6段目)は三角形にせずに、四角の段板にして、ゆるやかに上り下りできるようにしています。7段目から上と、2階の階段吹き抜け部分の腰壁は、壁を作らずに木の格子にしています。

こんな感じで、階段のいろんなところでくつろいだり、下を見下ろしたりして、階段自体を楽しんでる(と思われる)タケニャ。

ものすごくおっきいキャットタワーみたいな感じ?
寒がりのタケニャは、特に夏、1階のリビングで冷房をかけているとタケニャ的にはちょっと寒いみたいで、そんなときよく階段の途中に居ることが多いですね。あと、犬のコロとかけっこして遊ぶときも、犬が来れない階段に逃げ込んだり(笑)多様に使ってもらっています(*^^*)

窓台やカウンターなど、外を眺められる場所に

山暮らしの家 猫

外を見るのが好きな猫ちゃんは、多いと思います。こうしてちょっとしたカウンターの上から外を眺められたり、

ついでに日向ぼっこもできるような場所になったり。

キッチンの奥に作った地窓には、外側に木の格子を付けました。
夏場はここを開けると涼しい風がスーーーッと通って、台所仕事も快適なのですが、こうして北側の風景を見るのにタケニャがよく佇んでいます。猫幅より狭い格子を付けているので、万が一網戸を猫が開けても脱走の心配なしです(*^^*)(※猫ちゃんによって顔・体の大きさの差があるので、つくる場合はその猫ちゃんに合わせた寸法をおさえることが大事ですね!)

猫ちゃんは基本的に寒がり。あったかい場所を作ってあげよう。

これも猫ちゃんによりけりだと思いますが、一般的に猫は寒がり。タケニャは、以前住んでいた築30年木造アパートでは冬はホットカーペットの上からホッントに動かなくて。ゴハンとトイレ以外、ずーーーーっとホッカペの上。トイレがまんしすぎて膀胱炎になったり、ホッカペの上に居すぎて低温やけどのハゲをつくってしまったり。
私は以前から在宅で仕事しているので、日中も暖房は付けていて室温はそれなりに暖かかったのですが、やっぱり合板の床が冷たかったり、無暖房の廊下がとっても寒かったり。高齢&寒がりのタケニャには、かわいそうな冬の環境だったと、改めて思います。。。

山暮らしの家 タケとコロ

この家に来てから、冬もよく動くし(写真は日向や薪ストーブの前で寝てるものばかりだけど・笑)、毎冬のようになっていた膀胱炎もなく、毛ヅヤも良くなったように思います。ポカポカと日が当たる場所や、心地いい温かい場所。触ってもひんやりしない無垢の杉の床が、猫にも快適なのかもしれませんね。

お世話のための場所づくりは、しっかり考えよう

猫の場合、ゴハンの場所は床置きではなく、給餌しやすい&猫ちゃんがジャンプできる高さがおすすめ。

山暮らしの家 猫

この場所は、テレビ台の続きでベンチカウンターとして作りました。高さは床から40cm程度で、椅子の高さと同じくらい。
高齢&ポッチャリ猫のタケニャでもジャンプして登れる高さですし、ゴハンや水の上げ下げをしやすい高さでもあります。
猫ちゃんのゴハン場所は、床置きよりもこうしたちょっとしたカウンター台の上、っていうのも良いと思います。

トイレの置き場所は、猫&人それぞれ。

猫ちゃんによりけりですが、一般的にはあまり人目につかない場所で(人に見られていると落ち着かない、とか)、すこし囲われているところが良い、とか。でも人間がお掃除しやすい場所が良いですよね。

山暮らしの家
猫砂がとっちらかるので、小さなホウキとチリトリ、ゴミ箱、小さな脱臭機をセットしています

我が家は、1階の階段下のスペースに、トイレコーナーを作りました。階段下も、ほんのり囲われている程度なので、空気のこもる感じはありません。階段下も珪藻土仕上げなので、ニオイも以前のアパートと比べて気にならなくなりました。(階段下のため、トイレの掃除のときにかがまなきゃいけないのですが、背が低い私はそこまでやりづらさはないです。)

猫のトイレも、鉱物系等の猫砂タイプ・一週間ほどそのままでいいチップタイプ・ペットシートタイプ、色々ありますし、トイレをしたらすぐに片付けてほしい子(人目に付く場所のほうが好むようです)や、1匹で何個かトイレの場所がほしい子、トイレ事情は多種多様。その猫ちゃんに合った場所を計画してあげたいですね。

猫砂・ゴハンのストックなどの収納場所も、考えよう

日頃食べるカリカリやおやつは、ごはん場所の近く・キッチンの引き出しに収納しています。(※引き出しはソフトクローズ機能つきなので猫が勝手に開けられないのです!)

山暮らしの家

この引き出しは、真空ストッカーのOXO(オクソー)がピッタリ入るので、このストッカーにカリカリ(ダイエット用と、美味しい用、おやつ)と、それぞれ入れて収納しています。

それとは別に、カリカリのストックや、トイレの猫砂のストック(重いですよねぇ・・・)は、猫トイレと壁を挟んでとなりの、収納コーナーのところに収めています。猫が勝手に開け閉めできない扉になっているので安心・安全です(*^^*)
特に鉱物系の猫トイレを使っている方は、猫砂のストックは重い&かさばるので、できれば猫トイレの近くにまとめて収納できる場所があると、便利だと思います。(欲を言えば、玄関近くに猫トイレがあって、その近くに猫砂ストック場所、と、それぞれが隣接していると良いですね)

ペットが居ると、日常の「家事仕事」はどうしても、やることが増えます。特に給餌やトイレのお世話は毎日のこと。ニンゲンの暮らしと同じように、ペットのお世話も家事ストレスなく、快適に心地よく過ごせる家づくりができると、良いですね(*^^*)

次回、「犬編」もブログにUPしようと思います(*^^*)


おまけ:我が家で過ごすタケニャの日常を動画にまとめてました。よろしければ、ご覧くださいませ(*^^*)