山を見て、思ったこと。

山山2

 

 

 

 

 

 

 

先日、問屋さんの企画で、「山林見学&プレカット工場見学」に行ってきました。
バスに揺られて約3時間。
日本最北端の桧の森の見学です。
あいにくの雨で、桧の枝打ち&間伐作業は残念ながら見れませんでしたが、しとしと雨がふる山も、これまたとてもきれいでした。
案内してくださったのは、その山を所有する材木屋さん。
その山の中でも、材木屋さんの管理している区域と、ほったらかしの区域とありました。
きちんと管理されている山は、桧の木がバランスよくまっすぐ立っています。
枝打ちもほどよくされ、木にまんべんなく日があたるようになっています。
でもほったらかしの区域は、同じ土壌にもかかわらず、桧の木は細々としていて、曲がったり、倒れそうになっていたり・・・。木の足元も薄暗く、日のあたり具合がまばらです。
木を材木として育てようと思うと、きちんと人の手を入れないといけないことが、はっきりとわかりました。そして、家の柱として使える太さになるのに、50年~60年はかかるそうです。
50年、60年たって、切った木を、家の柱として使う。
森には、また植林をして、きちんと管理する。
そうしてまた50年後に、次の家の柱となる。
現代の日本の住宅の寿命は20年そこそこ、というデータが出ています。
取り壊しの主な理由は、家族構成の変化に伴う生活スタイル・間取りの変更がもっとも多いようです。
確かに、住宅も20年たつと、いろんなところに、「ガタ」がでてきます。お風呂やトイレといった設備の老朽化も顕著です。
それに加えて、今の日本の20年以上前の住宅は、その当時の建築基準法では、耐震性について不安がある物件もあります。
でも。
木を育てるのに、森を守るのに、50年、60年という年月が必要なのです。
せめて、これからの家は、その木が育ってきたのと同じくらいの年月を、家の柱として勤め上げさせてあげれるように、できれば。
耐震のことはもちろん、構造よりも先に老朽化してしまう設備のメンテナンス・リフォームをしやすいようなつくりにすること。
また、家族構成の変化、住む人の人生のステージに合わせて、心地のいい家ができれば。
植樹

 

 

 

 

そんなアツイ思いを胸に、記念植樹。
50年後どこかの家の柱になっているかなぁ
りっぱな いい家に してもらうんだぞ・・・。
ふと植樹した木の葉っぱをみると、明らかに、桧の葉と違う。
つか。
明らかに、広葉樹の葉っぱの形。(桧は針葉樹だからね。)
私:・・・。これ、桧ですよね?50年後に、どっかの柱に、なるんですよね?
山の人:ハハハ~~~。桧の植林は、シロウトにゃあ、できねんだよね。
これはサカキ。桧の下草になんのさ。
私:し、したくさ・・?つうことは、そのうち、枯れたりなんだかして、土になるってことですか・・??
山の人:そうそうそう。こんな細っこいサカキじゃ、柱にゃできねーもんな。ハハハ。

ハハハって。。。
聞かなきゃ ずっと 『50年後は、どこかの家の柱に・・・☆』
なんて思ってたじゃん・・・。
言ってよぉ~( ´_ゝ`)ノ

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