夫婦、というもの。
このオシゴトをしてると、色んなご夫婦・ご家族に出逢います。
ひと昔前は、ケッコンしたら女性は家に入り、男性は外で企業戦士として働き、ってのが大半だったし世の中の考えも、それが「普通」とされてきました。
私の両親も、そんな「一般的」な夫婦だったので、私たち子供が実家を離れ、いざ夫婦二人になったので、どうなることやら、と思って(熟年リコンも覚悟。)見守っていたのですが。
父は毎週ゴルフにテニスに屋上菜園に、『体はひとつしかないから、遊ぶのが大変~。』てなメールが。母は夜中にゴソゴソ起きて明け方まで「24」やらWOWOWの映画を見続け、おばちゃん同士で旅行に行ったり、なーんかお互いバラバラですがそれなりに第二の人生を楽しんでるよう。父がゴルフに行く日は、父は勝手に起きて、勝手に朝ごはんを作るし(母の分もついでに作る、とか。)、寝る時間もおきる時間も行くところもホントばらばらな二人ですが、「ラクやねん。あの人。」とお互いラクチンポンな毎日。たまに二人で「城之崎カニカニバスツアー」とかに行って、一応夫婦もしてるらしい。。。
私たち兄弟がまだ家にいたころは、それこそ家事は全て母がやり、家のことなんてほとんどしなかった父だったのに、夫婦って、わからないものねぇ・・。
友人ご夫婦は、新婚さんなんですが、ご主人は関西勤務・奥様は関東勤務、なので、週末にダンナサマが関東に帰ってくる、という「週末婚」です。そんなご夫婦もいれば、ダンナサマが主夫・奥様が稼ぎ頭なご夫婦もあり、「夫婦の数だけ、夫婦の形がある」とはこのことか、と改めて思います。
どんなカタチであれ、お互いを尊重して、信頼しあってるご夫婦って、いいなぁ、とハタから見てるとそう思います。
フウフも、家造りも、山あり谷あり。それを乗り越えていろんなものを積み上げて、「カタチ」になっていくんですねぇ。