北欧建築一人旅(フィンランド→スウェーデンへ)

だーいぶと、記事があいてしまいましたが(- -,)
昨年の北欧の旅の、続きを書きます。
と、何故思いたったように再開したかというと。。。
事務所の本棚を整理していて、思い起こしたのが・・
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ストックフォルム市立図書館です。
設計は、エリック・グンナール・アスプルンド氏。
ここの本棚は、もうもうもう 圧巻です・・!
本好きの聖域、とでもいいましょうか。
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フィンランドのアアルトと、同じ時期に活躍したアスプルンド。
これはワタシの個人的な感想ですが、
アアルトとは、性格がずいぶん違ったように思います。
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こんな細工の繊細さや、
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カウンターのラインの細さ、
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黒い皮がキッチリと巻かれた、華奢な手すり。
(同じような階段手すり、アアルトの晩年の作品・フィンランディアホールでも見受けられ
ますが、アスプルンドのものとは、少し違う感じです。)
ちなみに、アアルトのフィンランディアホールの手すり。
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ね。
この手すりの感じが、お二人の性格の違いを如実に語っているように思います。
もどって、ストックフォルム市立図書館。
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内部の家具も、アスプルンドのものです。
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こちらは、児童向けの読み聞かせの部屋。
まんなかの椅子に語り手が座ります。
優しい雰囲気の中に、どこか不思議な感じもします。
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外部の装飾にも 繊細な細工。
文献によると、アスプルンドの設計事務所では、鉛筆を削る音さえ、
「うるさい!」と怒号されていた、というくらいです。
ストイックに、建築とは、造形とは、というものに取り組み、
身を粉にして建築に心血を注いだ建築家だったのでしょう。
次回は、アスプルンドが生涯関わり、自らもそこに眠っている
「森の斎場」を紹介します。
追記:
去年は なーんの気兼ねもなく バビュンッといけた旅行。
(そりゃ 仕事のスケジュールとか お金のこととか はあったけど・・)
いまじゃ 手のかかるこのお方↓がいるから
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しばらくは ムリだなぁ・・
(って、ワタシの方が 寂しくって ムリなんだろーな。ハハハ。)

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