「おくりびと」を観て。

すっかり未分類の更新をサボッてました・・。アハハ・・・。
今日は、「趣味」のお話。
「ご趣味は?」とか「お休みの日は何されてますか?」っつう質問に
言葉をつまらせるワタシですが、
そんなワタシの数少ない趣味、「映画鑑賞」。
(最近はもっぱら自宅でのDVD鑑賞ですが)
見ました、『おくりびと』

おくりびと [DVD] おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘広末涼子
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優しいチェロの音楽、納棺師の所作の美しさ、誰もが迎える最期の日の情景。
仕事のこと、家族との関係。
誰もが多かれ少なかれ持っている不安な気持ちや、悶々とした気持ちを、
そっと救ってくれるような、優しい映画でした。
物語の中に「石文」という言葉がでてきます。
古代の人は、石の触感を通じて、自分の気持ちを相手に伝えていたそう。
そういう「触感」って、現代の生活から欠けているものかもしれない。
建築の世界でも、図面はほとんどパソコンで描き、
クライアントとのやりとりもメールがほとんどだったり。
仕事の効率も上がるし、時間の短縮もできる。
その反面、「石文」のような感覚が、なくなっているのかなぁ。とフト思う。
建築のプロポーションとしての美しさ よりも
大事なのは、「触感」としての心地よさ なのでは?
思わず触れたくなるような手すりであったり
裸足で歩きたくなる床だったり
そんな要素が集まって 空間ができているわけで
その空気感が 心地よさに なるのかな。
つまり その心地よさを 実現するために
プロポーションとしての美しさが必要であったり
バランスとしての配色の良さがあったり
なのでは?
・・・と話が結局は「ケンチク」の方向に行っちゃうという、悲しい性分・・。トホホ。

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