毎日の、お椀。

岩手県の北部にある、浄法寺。数少ない国産の漆がとれる場所で、この浄法寺の滴生舎さんでは、器づくりから漆塗りまで製作する工房も併設しています。夫の実家がこのあたりなので、帰省のときに立ち寄りました。

そのときに購入したのが、この味噌汁椀。漆の器って、扱いが大変そう、、、、というイメージで、今まで使ったことありませんでした。食洗機にかけない、たわしなどでゴシゴシ洗わない、桶などにつけっぱなしにしない、くらいを気をつければ、大丈夫とのこと。理想は、洗ったあと拭き上げて日の当たらない食器棚にしまう、までですが、お店の方も「忙しい朝は、洗って、水切りかごに干したまま、なんてこともたくさんあります(笑)思ってるより扱いは面倒じゃないし、もし長い間使っていて漆が剥げたりなにかあれば、この工房で修理も対応できますよ」とのこと。

見た目は素朴ながら、お値段は張るものでしたが、手に持ったときの、なんとも言えないしっとりとフィットする感じが素敵で、思い切って購入。

実際使ってみると、手に持ったときのフィット感、手触りはもちろんのこと、器に口をつけたときの感じも、すごく心地よい。そして熱が伝わりにくいし、器も軽いので、すごく使い勝手が良いんです。(我が家では、鍋の季節、取り皿椀としても使っています。)

今日関東は10月というのに30℃近くになるというお天気ですが(汗)肌寒くなって温かいものが美味しくなるこれからの季節。ますますの大活躍を期待のお椀です。