よそ様の現場。
木ごころでは、おうちを造ったり、家具を造ったり、します。
今回は、7月にオープンのスーパー銭湯の中に入る、床屋さんの造り付けの家具製作のご相談。
採寸のため現場におじゃまさせていただきまスタ。
大きな店舗の現場に行くのは、初めての監督チャン。
ちょっとドキドキです。
ひととおり採寸し終わったあと、ちょこっと見学。イヒヒ。
雨樋なんかも、なにやら古びた感じに塗装されています。
トタンも、これまた古びた感じに塗装されてマス。
「ほへぇ~」なーんて、見てると。
!!!!
床屋さんと、通路を隔てる壁んとこに、腰窓がついています。
以前いただいていた図面では、全部壁だったのに。
あれれ??
腰窓と、床屋さんのレジカウンターが被ってしまって、ヘンチクリンになっちまう。
腰窓には、まだガラスが入っていませんでした。
模様の付いたガラスや、すりガラスだったら、シルエットしか見えないからいいけど、
スケスケ透明のガラスだと、ちょっとプラン変更しなきゃいけないなぁ。。。
ちょうどそこに、ガラスの採寸をしている監督さんらしき方がいらっしゃったので、
ワタシ:「ここんとこのガラス、どんなん入ります??」
見習い監督チャン:「!!!!図面に、ない・・・。図面では壁のはずなのに。。。」(←テンパってマス。)
ワタシ:「床屋さんのレジカウンターがちょうどここにくるので、どんなのか知りたいんですけど。」
見習い監督チャン:(ますますテンパる。)「(´-д-;`)。。。とりあえず、事務所の2階に監督さんが居るので、そこで聞いて下さい・・・。」
とおく離れた事務所(現場が大きいからね。)に行き、監督さん発見。
ワタシ:「床屋さんとこ、窓が付くみたいなんですけど、そのガラス教えて下さい~」
スーパー監督さん:「窓!そんなの、あったか?あ!急遽設計変更になったところか。」
大きな図面をバッサバッサめくり、建具図を見るスーパー監督さん。
スーパー監督さん:「何!まだ決まってねーじゃん!ガラス発注間に合わないぞ。」
ワタシ:「!!!!!」(え、え、え、だ、ダイジョウブなの?間に合わないって・・・)
他人の現場ながらアタフタする私の横で、スーパー監督チャンは全く動じず、携帯をピッポッパ。
スーパー監督チャン:「もしもし。○□設計さん?床屋さんのガラス、決まってないよ。今決めて。ハイハイ、透明ね。はーい、どうもー。」「っつーことで、透明!決定!ヨロシク!」
サクサク仕事をこなすスーパー監督チャン。すげぇ。
めざせ!スーパー監督チャン!
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おれ達にとっては、スーパー監督チャンだったよ!
つーか、状況が手に取るように分かって面白かった!
大きな現場の見習い監督チャンは大変だろうな~。
まだ、本のダンボールを一つしか開けてないakiでした(^_^;)
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akiさん☆
いやいやいや ありがたいお言葉ですぅ
今後とも末永いおつきあいよろしくでございます。
現場の大工さんも色んな方がいらっしゃるようで、方言がキツくて何いってんのかわかんないような大工さんやら、昨日までヤ○キーでしたといわんばかりの感じの若い職人さんやら。
でも皆さん黙々と仕事をされていて、「やっぱ建築の世界は、いいよね~♪」と改めて実感。
ダンボールはね、ま、おいおい、と。。。
ダンボールから出したら、それこそ片づけなあかんし、ね。。。