軽井沢での ひととき。

ニャン達の世話に追われる 毎日。
先週土曜日に 軽井沢に いってきまスタ。
バカンスですよ。避暑ですよ。
ってわけぢゃなくて。
ずっと前から申し込んでいた、
「ヴォーリズ建築を巡る 新緑の軽井沢」
の建築ツアー。
こういうツアーだと、普段見られないところも
見せていただけるのです!
まず最初は、朝吹山荘。
朝吹さんという方が持っていた別荘で、
重要文化財に指定され、軽井沢タリアセンに移築されました。
asabukitei-1.jpg
玄関入ると、立派なリビング!
asabukitei-2.jpg
asabukitei-3.jpg asabukitei-4.jpg
ちょっとした洗面や、食器棚も、ステキな造作で囲まれています。
(この朝吹山荘は、一般公開もされています)
tennice-club.jpg
こちらは軽井沢テニスクラブのクラブハウス。
あの美智子様と出逢ったのが、ここ。
若き日の美智子さまと、晩年のヴォーリズが一緒の写真が残っていました。
shuukaijyo.jpg
こちらは集会所。
軽井沢に別荘を持っている人たちが、夏の間に使われていた集会所のようです。
yunion-church-1.jpg
こちらはユニオン・チャーチ。宗派を問わず、夏に別荘に来ている方が日曜日に礼拝に来るための教会のようです。ヴォーリズは、この教会の補修を手がけました。
yunion-church-3.jpg yunion-church-2.jpg
そして、今回のツアーのメインメニュー!
浮田山荘です!!!
ukita-sansou-2.jpg
川のせせらぎを聞きながら、山道を歩くと、
高台に、ひっそりと佇んだ、小さなおうちがあります。
今もなお、個人の別荘として大切に使われている別荘。
(個人邸のため、中の撮影はダメでした。)
今回は、そこのお施主さんもいらしてくださり、お話を伺うことができました。
この住宅は、ヴォーリズが新婚のころに建てた自邸です。
その後、画家であった浮田さんが購入し、今でもご婦人に大切に使われています。
木張りの外壁。
夏は、早朝にキツツキがやってきて、
壁を コンコン コンコン するそうです。
(なので、穴だらけ。)
その穴から、朝日が水玉模様に差し込んで、まぶしいのよぉ
なんて語る浮田さんは、どことなく楽しそうでした。
そして次は、片岡山荘です!こちらも個人邸のため、普段は非公開。
この別荘は、夏に別荘で過ごす人のために、夏期診療所としてつくられた、歯医者さんでした。
歯医者さんとして使われた後は、まかない付きの寄宿舎として使われ、
そのとき学生として利用していた片岡さんが、この山荘を購入したそうです。
kataoka-sansou-2.jpg kataoka-sansou-1.jpg
有名な建築家の建物だとは知らず でも自分の日常の風景に
自然にぬくもりと豊かさをもたらしてくれた、と、片岡さんはおっしゃっていました。
「建物は 住まい手の 品格を あらわすものでなければ ならない」
といったヴォーリズ。
彼の手を離れた後も、つぎの住まい手に、
ちゃんと彼の精神は受け継がれていたように思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

せっかく。

次の記事

にじり寄る みけちゃん。